見落としやすい糖質
数多くある糖質を含む商品の中でついつい見落としやすいのが、健康やダイエットなどに関連する商品、そして普段口にする飲み物だったりします。
その中に、意外と多くの糖質が関わっている商品もありますので、いくつか紹介させていただきます。
まずは、アイスやチョコレート。
男女共に食することの多いものだと思いますが、どこにでもあるし手軽に食べられるというメリットを持つため、見過ごしてしまうことが多い商品です。
しかしこのアイスもシンプルに見えてかなりたくさんの甘味料や、砂糖などが含まれています。特に チョコが入っているアイスは特に気をつけてください。
趣味でチョコなどを作った経験のある方はご存知かもしれませんがチョコをおいしくするために砂糖をかなり入れたりしませんでしたか?
ケーキ作りの際などもそうですが、チョコ、つまりカカオ単体ではかなり苦いのです。よって、おいしく感じさせるためにかなり甘くします。それも普段の料理に入れたら甘くて食べれないんじゃないかなと感じるぐらい。
そしてアイスはチョコ以外の部分もかなり甘さを出します。
そしてアイスは説明するまでもなく 体を冷やす食べ物です。胃などにダイレクトに冷たい食材が入り込むので、冷えた結果 血液のめぐりが悪くなり、内臓機能が発揮し辛くなり体に悪影響を与えるのです。
次にココア
ココア自体は健康的な飲み物です じゃあ何故?となるのですが、お持ちの方は実際に内容成分を見ていただくとわかるかもしれません。ものによっては、肝心なココアの材料よりも砂糖や甘味料が勝っているのです。
ココア自体はたしかに良いかもしれませんが、大量に飲むと 同時に砂糖もかなりの量摂取することになってしまうので、飲む際は摂取量、飲みすぎは気をつけてください。
かなり注意したいのは、ジュース(清涼飲料水)
清涼飲料水やジュースなどは昔から糖類が入っているので有名です。
昔保健室の壁紙に
「このジュースには角砂糖~個分の砂糖が入っている」
なんて健康通信みたいなものが貼ってあったのを覚えています。
その時は 「え~こんなに砂糖入ってたら甘くて飲めないよ。絶対嘘だよ」
なんてスレた考えをもっていましたが本当に実際入っているのです。
缶ジュース一本で角砂糖5~6個分なんて簡単に入っています。 コーヒーに同じくらい入れたら甘過ぎて飲めないほどです。
先ほど説明したアセスルファムKやアステルパームなんかは砂糖の200倍の甘さですからほんのちょっとで十分。
スクラロースに関しては600倍ですからそれはもう...
ちなみに緑茶 ウーロン茶 コーヒーのブラックに関しては入っていません。
そして注意してほしいのが ”野菜ジュース”
健康のため。と飲む方も多いですが、当然おいしくなければ売れません。なので野菜の苦みを消し、甘みを出すために糖質をたくさん使っている野菜ジュースもあるので、必ず中身を確認しましょう。
最近では野菜本来の甘みで作ってある会社も増えてきましたが...
しかし、困ったことに非表示でも糖質が入っている場合があるのです。
それがキャリーオーバーというもの。
原則内容成分は全て表示しなければいけませんが、原料として手に入れた段階で、すでに入ってしまっている成分に関しては表示義務がない。
という制度がありますので書いていないからといって鵜呑みにはしない方がいいです。
最近 実際医者の方で「野菜ジュースを飲むと不健康になる」と言っているぐらいの方もいらっしゃるので、 飲みすぎには注意した方がいいでしょう。
飲み続け、健康になるころに糖尿病。じゃシャレになりませんしね。
そして飲み物は食べものと違い 飲むもの です。つまり噛みません。
唾液の恩恵が受けられないということは、唾液の持っている分解酵素成分が皆無になってしまうので、消化にも影響がでます。
唾液の働きの一つに 毒素無害化がありますが その能力がなくなってしまうので
ジュースや清涼飲料水なども気をつけましょう。
そして100%の果物系の飲み物も気を付けてください。
次項でも説明させていただきますが、
果物に含まれる糖質は(フルクトース)と呼ばれるもの。実は砂糖などよりも体内への吸収は早いのです。
果物を直接食べて摂取する場合はビタミン ミネラル 酵素なども一緒に摂取できるので吸収を穏やかにできるのですが、これをジュースという形で取ると繊維がないため糖分が体にすぐに吸収されてしまうのです。
ちなみにスポーツドリンクなども 成分表に 砂糖・高果糖液糖・果糖 などが多く含まれるために同様です。
そしてカロリーオフ カロリーゼロ飲料なども砂糖不使用ではありますが
人工甘味料が多く使われているケースが多いので気を付けてください。